この記事では、SONYから発売されているVF-67CPAM2のレビューをしています。
VF-67CPAM2は円偏光レンズになり、光の反射をコントロールしたい時に使用します。
水面やガラス面、植物などの光の反射を抑えることで、被写体本来の色を引き出すことができます。
作例もあわせて紹介していくため、円偏光フィルターの購入を迷っている方は参考にしてください。
- VF-67CPAM2とは?
- VF-67CPAM2の作例紹介
ソニー 円偏光フィルターの特徴
円偏光フィルターは、被写体に反射する光をコントロール(抑制)して、色調やコントラストを強くする効果があります。
ソニーから発売されている円偏光フィルターはソニーレンズへ装着するのが最も効果を発揮し、特にGマスターレンズの高解像を生かせるようにデザインされています。
フィルターを通しても高い解像度を維持し、更に薄型に設計されていて67mm系のフィルターであればわずか42gと軽量です。
円変更フィルターのしくみ
円偏光フィルターは、フィルターを回すことでレンズに当たる光の量を調整します。調整する部分は360回転するため、レンズフィルター自体が外れることもありません。
円偏光フィルターは、青空をより青くするほか、ショールームのガラスの反射や水面の反射を抑えて中が見えるようにするなどの効果があるフィルターです。写真をパソコンなどで色を強めたりすることはよく行われていることですが、反射光を撮影した写真では水の中やガラスの向こう側を見えるようにすることはできません。
引用元:SONY公式
ソニー 円偏光フィルターのラインナップ
フィルター径のラインナップは7種類展開されています。
フィルター径の展開は7種類
ソニー 円偏光フィルターとフィルター無しの写真を比較
それでは円変更フィルターの効果を確認していきます。
比較画像を撮影する際はAモード(絞り優先)でF値を合わせ、ISOやシャッタースピードはオートにしています。
また、フォトショップやライトルームなどで一切画像を編集していない「JPEG撮って出し」で比較していきます。
通常のフィルター(35mm単焦点)
円偏光フィルター利用
空は鮮やかな青に代わり、レンガは赤みを増しています。
左下の樹木は明るい緑に写ります。
円偏光フィルター比較画像
ソニー 円偏光フィルター レビュー まとめ
ソニー 円偏光フィルター(VF-67CPAM2)のレビュー(写真比較)を行いました。
円偏光フィルターはレンズに取り付けることで被写体の光反射をコントロールし、被写体の色やコントラストを鮮やかにして写真に収めることができます。
また、水面の反射光を抑制することで、フォトショップやライトルームで編集できないような「水の中の被写体」も撮影することが可能になります。
光偏光フィルター(PLフィルター)の特徴
- 反射光をコントロールし、被写体の発色やコントラストを鮮やかにする
- ガラス面への写り込みを抑える
フィルター径の展開は7種類