【SONY HVL-F28RM レビュー】コンパクト・パワフルな発光の防塵・防滴対応高性能フラッシュ

この記事では、SONY HVL-F28RMについてレビューをしています。

SONY HVL-F28RMはSONYから発売されているストロボでも一番安価なスタンダードモデル(2022/8時点)になりますが、コンパクトなサイズ感、十分な光量、バウンス発光可能、ワイヤレス通信が可能なことなど、多くの機能を備えた高性能ストロボになります。

作例も紹介していくので、ストロボ選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。

記事の内容
  • SONY HVL-F28RM の特徴
  • SONY HVL-F28RM のメリット・デメリット
  • SONY HVL-F28RM の口コミ・評判
目次

SONY HVL-F28RM の基本情報

HVL-F28RM α7Ⅳ装着時

基本情報を記載しています。

特徴は後ほど紹介していきますが、画像からもわかるように「コンパクト」なストロボになります。

α7Ⅳに装着していますが、非常のバランスの良いサイズです。

製品SONY HVL-F28RM
防塵防滴防じん防滴に配慮した設計
重さ219g (本体のみ)
サイズ幅65.1 mm X 高さ83.5 mm X 奥行き91.4 mm
シュー形状マルチインターフェースシュー
閃光時間1.6ms以内(1/1マニュアル発光時)
色温度5500K
光量レベル切替25段階(1/1-1/256)1/3段ステップ
発光回数110回以上(アルカリ電池)/ 130回以上(ニッケル水素電池)
バウンス撮影上120°(0°/20°/40°/60°/80°/120°)
ワイヤレス発光可能
電源単3形アルカリ乾電池 / 単3形ニッケル水素電池 2本
HVL-F28RM 基本情報

付属品

付属品
  • 本体
  • 端子保護キャップ
  • ミニスタンド
  • ポーチ
  • 防塵・防滴カバー

ミニスタンドが付属しているため、独立して立てることができます。(ワイヤレス通信で遠隔のHVL-F28RMを発光させるときに使用)

ポーチも付属しているため、持ち運び時の傷を防止することができます。

ポーチは薄い素材の巾着袋のため落下時の衝撃を防ぐことはできません。

SONY HVL-F28RM の特徴

SONY HVL-F28RMの特徴はいくつかありますが、大きく3つ紹介していきます。

特徴3選

  1. コンパクトさと光量を両立
  2. 電波式ワイヤレス通信に対応
  3. 6つの角度でバウンス撮影可能

コンパクトさと光量を両立

219gと主張しすぎない、ポケットに入るようなサイズですが、十分な光量で発光します。

電源は単3形アルカリ乾電池の場合は約110回の発光、ニッケル水素電池使用時は約130回発光します。


また、被写体に直接光をあてず、壁に光を反射させて撮影するバウンス撮影でも問題ない光量となります。

電波式ワイヤレス通信に対応

出典:SONYストア公式
出典:SONYストア公式

電波式ワイヤレス通信を行うことにより、正面からの光に加えてあらゆる角度から光を当てることができます。

1台をカメラ本体に装着することで、他の複数のストロボに対して電波の送信や受信ができるようになり、文字通りワイヤレス通信によって離れた場所のストロボを発光させることができます。

ワイヤレス通信で発光させる場合は「必ず」1台はカメラに装着する必要があります。
カメラ本体とHVL-F28RMは直接通信できません。

6つの角度でバウンス撮影可能

出典:SONYストア公式

0/20/40/60/80/120°の6つの角度調整が可能です。

一つ一つの角度ではある程度固定されるため振動で勝手に角度が変わる心配はありません。

0°に関しては角度が「ロック」され、横のボタンを押しながらでなければ角度調整ができない仕様になります。

SONY HVL-F28RM の光量

実際にストロボを発光させてクリスタルガイザー700mlを撮影してみました。

バウンス発光ではなく、ストロボの角度は0°固定にしてフラッシュの強さを変えて撮影しています。

弱い光から強い光まで発光できるため、自然な写りになるようコントロールすることができます。

撮影した画像は全て未加工となります。

スクロールできます
フラッシュなし
フラッシュあり
スクロールできます
フラッシュなし
フラッシュあり
フラッシュあり(最大発光)

SONY HVL-F28RM の口コミ・評判

口コミ・評判を4つほど紹介していきます。

基本的にはどのECサイトでも高評価であり、製品に関する低評価はほとんどありません。

口コミ・評判4選

  1. 小型旅行に最適、ちょうど良い光量
  2. 細かい設定ができる
  3. 価格に対して十分な機能
  4. 付属のケースが残念

小型軽量で旅行に最適、ちょうどいい光量

あまりフラッシュ焚きました的な写真が好みでないので大型のストロボだと、光量が大きすぎて室内近距離の場合、絞り等で調整しなければならずこの小型ストロボの場合解放でも安心して使用できます。小型軽量も旅行に最適で、コマンダーとしても使用できるので購入しました。

残念な点としては横軸の回転はしないので、そこが残念です。

SONYストア

小型のストロボであるため、大型のストロボに比べると光量は控えめになり、「フラッシュを使ってる」感を抑えた写真に仕上げることができます。

光量自体は25段階で調整可能


また、サイズもコンパクトなため旅行など外出時に荷物にならないのは嬉しいところです。

口コミにある通り横軸の回転はできません。

細かい設定ができる

思ったよりも安定感があり、細かい設定もできるので助かります。

SONYストア

10項目の設定が可能で、ストロボの物理・カメラのフラッシュ設定どちらでも設定変更可能です。

項目名機能説明
発光モード発光モード設定
登録呼び出し登録済み設定の呼び出し
ハイスピードシンクロハイスピードシンクロ設定
コマンダー発光設定コマンダー時の本機発光設定
調光補正調光補正設定
光量レベル光量レベル設定
発光間隔マルチ発光時の発光間隔
発光回数マルチ発光時の発光回数
光量比制御光量比制御設定
光量比(A)
光量比(B)
光量比(C)
光量比設定
SONY HVL-F28RM ストロボの機能

価格に対して十分な機能

(一部省略)

電池も充電忘れなどあるので、汎用性のある現状がいいかと思います。

バッテリー方式にしない分コストカットもできてると思う。

なによりこの価格に文句を言ったらあかんわ。

価格.com

価格は他のストロボと比較して安価なものの、十分な機能と光量をもっています。

また、充電式ではなく電池で動作するため、「充電忘れ」「外出時の電池切れ」にも即対応することができます。

付属のケースが残念

(一部省略)

単三電池2本で使用できます、最近の他社製のストロボは充電式だったりしますので一長一短ですね。

付属のケースは残念の極みです・・・。

価格.com

付属ケースは薄い素材の巾着袋です。

持ち運びが多くなるため、もう少しストロボ本体を守れるような分厚い、例えば革の素材だと安心だったのですが。

SONY HVL-F28RM レビューまとめ

SONY HVL-F28RM レビューとして、製品の特徴や作例、口コミ・評判を紹介してきました。

総評として、以下のような方におすすめできる製品となります。

  • SONY純正の安心できるストロボを探している
  • ストロボを購入するのが初めて
  • 光量はそこまで必要ない
  • 旅行や外出時にストロボをもっていきたい
  • ワイヤレス通信で複数のストロボを使って撮影したい
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