雲台には自由雲台やギア雲台、ビデオ雲台など複数あり、さまざまなメーカーから多くの種類が発売されています。
あまりにも種類が多くレンズ沼ならぬ雲台沼にはまる人も多いため、「コスパ」「メーカー」「デザイン」「機能性」など、雲台を選ぶ上で重要な指針を持つことも重要です。
MH494-BHはマンフロットから発売されている自由雲台になり、デザイン性や強靭性、機能性(使い勝手)が非常に優れています。画像多めで昨日の紹介もしていますので気になる方は是非参考にしてください。
- 耐荷重は8Kg
- フリクション調整ができる
- 独立したパン操作ができる
- 水平器は未搭載
マンフロット MH494-BHの基本情報
基本情報について表にまとめています。水平器がないのが残念ですが、ボール雲台としては珍しく独立してパン操作が可能なため、動画撮影でも利用することができます。
接続部は1/4のネジにになり、3/8変換は付属していません。
画像 | MH494-BH |
---|---|
重さ | 330g |
最大耐荷重 | 8Kg |
素材 | アルミ |
雲台タイプ | ボール雲台 |
最上部アタッチメント | 1/4ネジ |
クイックシュー | 200PL PRO |
独立式チルトロック | 可能 |
独立式パンロック | 可能 |
フリクションコントロール | 可能 |
水平器 | 非搭載 |
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MH494-BHの外観
アルミ素材で頑丈な見た目です。雲台接続部は赤黒く光沢のあるデザインとなっており、デザイン性が高いです。
クイックシューはManfrotto クイックリリースプレートです。裏面は手で回せるようになっているためコインなどは不要です。
最初少し扱いづらさがありますが、きつく締めることは容易です。
裏面です。 MH494-BHにはクイックシューのみで変換ネジは付属していませんが、別売りのはManfrotto クイックリリースプレートには付属しています。
私はLeofoto MT-03の雲台用として購入していますが、Leofoto MT-03+LH-25には変換ネジが付属していました。正直変換ネジはMH494-BH本体にも付属して欲しいところです。
マンフロット MH494-BH 機能性
- 耐荷重は8Kg
- フリクション調整ができる
- 独立したパン操作ができる
- 水平器は未搭載
耐荷重は8Kg
耐荷重は8Kgあるため、一眼レフカメラ+ズームレンズでも耐えらるので、タイムラプスの撮影時にも利用することができます。
フリクション調整ができる
ボール部分を固定する力を調整することができます。最大まで緩めるとボール部分がスラスラ動き、少し緩めるとボール部分の固定感を残しながら位置を調整することができます。
ある程度固定させながら角度を変えることができるため、固定しているカメラがガクンと下がることを防ぐことができ、チルトの微調整も行いやすいです。
少しわかりづらいですが、プラスとマイナスのつまみを回すことでフリクションコントロールが可能です。左が固定状態、右が最大に緩めた状態です。
クイックシュー部分の固定加減を調整できます。
独立したパン操作ができる
本体のつまみを緩めることでカメラのパン操作(カメラを固定したままフレーミングを水平操作すること)ができます。
スチルでも動画でも、三脚を移動する必要がないため撮影の幅が広がります。
マンフロット MH494-BH レビューまとめ
マンフロット MH494-BHのレビューを行いました。これまでいくつか雲台を試してきましたが、本製品には非常に満足しているためしばらくは雲台を買い替えることがなくなりそうです。
別メーカーのLeofoto MT-03との組み合わせはデザイン・機能性ともに満足しています。