テレワーク(リモートワーク/在宅勤務)は出勤が不要になるなど便利なことがある反面いくつかデメリットや注意点もあります。
本記事ではデメリットの1つとして挙げられる「テレワークによって余分に発生する費用」について簡単にまとめています。
オフィスへ出社するのではなく、テレワークを実施するにあたって発生する費用は月額で見ると数千円、年間で見ると数万円の出費にもなります。テレワークができる職種への就職・転職を考えている方に、テレワークをする上で必要になる費用について知っていただければ幸いです。
テレワークは出社するよりも個人の負担が増える
- 通信回線(インターネット利用料)
- 光熱費(電気・ガス・水道)
- デスク、チェアなど環境改善・仕事効率化につながるモノ
- 飲み物代
通信回線(インターネット利用料)
自宅で働くとなるとインターネット回線は必須です。
インターネットを利用するには光回線を引く、またはスマートフォンのテザリングが必要になります。回線を引く場合は有線接続も可能ですが、ケーブルが邪魔になるのでWi-Fiルータも用意することをおすすめします。
テザリングをする場合は通信料金が発生します。Web会議は多くの通信量(利用ツールによりばらつきあり)が発生するため、無制限プランへの変更が必要です。
光熱費(電気・ガス・水道)
日中の電力使用量は確実に増えます。また、夏と冬はエアコンやストーブなどが無いと仕事にならないため更に費用がかさみます。
電気代だけでみても「照明」「パソコン」といった仕事に必要なものに加えて「エアコン」「扇風機」「空気清浄機」など、快適に仕事をするために必要な家電もあるため、電気利用料は月数千円以上あがります。
デスク、チェアなど環境改善・仕事効率化につながるモノ
デスクやチェアなどは既に家にあるものを利用する、または最悪なくても仕事はできます。ただ、テレワークは基本的に同じ姿勢で長時間仕事に集中する必要があるため、自分に合った環境を用意する必要があります。
体への負担や効率を考慮するとデスク、チェアに加えてパソコンスタンドやディスプレイなどのガジェット類にもお金をかける場面がでてきます。
飲み物代
オフィスであれば飲み放題のコーヒーやお茶が準備されていたかと思いますが、テレワークだとそうはいきません。
お茶っ葉やコーヒー豆などは全て自分で用意し、自分でお湯を沸かす必要があります。自分好みの飲み物を飲めるといったメリットにもなりますが、お金や手間がかかります。これも必要経費だとわりきっていきましょう。
自分で選んだ飲み物であれば気分転換の効果も高くなるため、お気に入りのコーヒーや紅茶、お茶っ葉を探すのも楽しいです。
テレワーク費用を負担してくれる会社が増えている
テレワークを導入するとなると会社側は設備投資やルール作りが必要になりお金がかかりますが、事務所スペースの削減による賃貸料の減額や社員に支払う交通費が安くなります。
社員の負担を下げるためにもテレワーク支援金といった形で毎月数千円、または半年ごとに数万円を支給する会社が増えています。
今テレワークの方は手当の確認や検討申し入れを会社に行う、これから転職する方は事前に総務や転職エージェントへ確認するようにしましょう。
テレワークは個人の負担が増える
いかがでしたでしょうか。テレワークは自分の使える「時間」が増えるメリットがある反面、「お金」はオフィスへ出社するよりも多くかかります。
テレワークで必要となる出費について、(当たり前の内容ではありますが)少しでも参考になれば幸いです。
- 通信回線(インターネット利用料)
- 光熱費(電気・ガス・水道)
- デスク、チェアなど環境改善・仕事効率化につながるモノ
- 飲み物代