SSD(Solid State Drive:ソリットステートドライブ)はHHDと異なり、
- 衝撃を受けても故障率が低い
- 読み書きの速度が早い
- 動作音が静か
- コンパクトで軽い
このようなメリットがあります。
反対に価格に対しての容量が小さいデメリットはありますが、基本的にはメリットが多いことが特徴です。
この記事では、SanDiskから発売されているポータブルSSDの紹介をしていきます。
- SanDisk 外付けSSDの種類別特徴を紹介
- SanDisk ポータブル外付けSSD Extreme E61レビュー
SanDisk ポータブル外付けSSDの製品別の特徴
SanDiskのポータブルSSDのGHシリーズは4種類あり、その中でも複数の容量がラインナップされています。
型番によってはIP55の防塵防気性能も備えているため、水や粉塵、落下などの衝撃にも耐えることができます。
また、パスワードロック機能もあり、セキュリティ対策ができるため安心して使用することができます。
フォーマット後もWindows、MacOS両方で使用することができます。
▼SanDisk ポータブル外付けSSD GHシリーズ一覧
項目/型番 | Extreme ProE81 | Extreme E61 | Extreme E60 | E30 |
---|---|---|---|---|
外観 | ||||
容量 | 1TB/2TB | 500GB/1TB/2TB | 500GB/1TB/2TB | 480GB/1TB/2TB |
最大読み出し速度 | 2000MB/秒 | 1050MB/秒 | 550MB/秒 | 520MB/秒 |
最大書き込み速度 | 2000MB/秒 | 1000MB/秒 | – | – |
接続インターフェイス | USB 3.2 Gen 2×2 (USB Type-C) | USB 3.2 Gen 2 (USB Type-C) | USB 3.2 Gen 2 (USB Type-C) | USB 3.2 Gen 2 (USB Type-C) |
付属ケーブル・コネクタ | USB Type-C <-> USB Type-C USB Type-C <-> USB Type-A | USB Type-C <-> USB Type-C 変換コネクタ:USB Type-A変換アダプタ | USB Type-C <-> USB Type-C 変換コネクタ:USB Type-A変換アダプタ | SB Type-C <-> USB Type-A 変換コネクタ:なし |
本体寸法、重さ | 57.8 x 110.8 x 10.3mm | 2.5 x 100.8 x 9.6mm | 49.55 x 96.20 x 8.85mm | 46.90 x 96.90 x 9.91mm |
重さ | 77.5g | 52g | 38.9g | 40g |
IP55 防塵防滴性能 | 対応 | 対応 | 対応 | – |
256ビットハードウェア暗号化 パスワードロック機能 | 対応 | 対応 | – | – |
SanDisk ポータブル外付けSSDの評判
ECサイト(Amazonや楽天)や比較サイト(価格.com)など、どこを確認しても高評価になります。
コンパクト、読み書き速度が早い、Windows・MacOS・PS4・PS5などOSや機器を問わず使える点が評価されています。
▼ECサイトの口コミ抜粋(Amazonから引用)
- 小型軽量で高速読書き、もうHDDには戻れない
- 耐衝撃性もHDDに比べて高いということで、持ち運ぶのも安心
- MacOSのバックアップ(TimeMachine)用
- 軽いです。フラッシュメモリや外付けHDDの存在意義を疑うレベルで
▼比較サイト口コミ抜粋
- 読み込み,書き込みともにカタログスペック1000MB/sに近い値
- SANDISK製のSSDなので、安心感がありますし、5年間の製品保証なので、サポート体制もしっかりしている
- データーの保存用に使っているんですけど、なんか不安らしきものが一切無く使えてる
SanDisk ポータブル外付けSSD Extreme E61のレビュー
Extreme E61を使用してのレビューとなります。
利用用途は高画質画像・RAW画像の保存で、Windows・Mac mini M1で利用しています。
利用して感じた評価は以下になります。
- コンパクトで置き場所に困らず持ち運びやすい
- Windows、MacOS両方で使用できる
- SSDのため静音、読み出し速度も高速
- 用途に応じて選べる容量
- HDDと比較すると高い
コンパクトで置き場所に困らず持ち運びやすい
ポケットティッシュと比較した画像がこちらです。
小さく薄いため、置く場所に困りません。また、カラビナをつけることができるため紛失防止にもなります。
Windows、MacOS両方で使用できる
Windows・MacOSどちらでフォーマットしても問題ありません。
パスワードロックも両方のOSで動作するため、セキュリティを維持することができます。
パスワードロックを有効にするには、SSDに格納している以下のファイルを実行した後にパスワードを設定することで有効にすることができます。
詳細な設定はこちら(公式サイト)
- Macからインストールする場合:Install SanDisk Software for Mac.dmg
- Windowsからインストールする場合:Install SanDisk Software for Windows.exe
MacOSでインストールすればWindowsでインストールする必要はありません。
※反対にWindowsでインストールすればMacOSでインストールは必要ありません。
▼SanDisk Extreme ドライブロック機能
SSDのため静音、読み出し速度も高速
Extreme E61ではカタログ上、
- 最大読み出し速度 1050M/秒
- 最大書き出し速度 1000M/秒
ですが、実測値がどうか確認していきます。
▼Mac mini M1で計測
Mac mini M1チップは読み書き速度が遅いこと、ケーブルの影響などもあり、カタログスペックの値には及びませんでしたが、十分すぎる数値となります。
使用したケーブルは付属しているケーブルです。
用途に応じて選べる容量
型番にもよりますが、サイズは500GB、1TB、2TBから選ぶことができます。
ただし、2TBとなるとHDDと比較した場合に非常に高価になります。
SanDisk ポータブル外付けSSD まとめ
SanDisk ポータブル外付けSSDについて紹介しました。
SanDisk(サンディスク)はアメリカ合衆国に本拠地を置き、フラッシュメモリ・メモリカード・SSDの製造販売を行なっている信頼のできるメーカーになります。
コンパクトで軽量、静音、耐久力もメーカーの信頼性もあります。
SSDであるためHDDと比較すると少し値段は高いですが、性能の高いSSDを探している人の参考になれば幸いです。