リモートワークや副業での在宅ワークは、「コミュニケーション不足に陥りやすい」「仕事環境が整っていない」ということが起こりえます。
そのため、オフィスに出社していた頃と比較して、思っていたよりも「精神的・肉体的に辛い部分が多い」というネガティブな意見が多いという事実があります。
この記事では、リモートワーク中の悩み5選と個人でできる業務中のリフレッシュ方法10選を紹介していきます。
自宅での仕事=苦痛という状況を改善することで、快適なリモートワークを目指していきましょう!
- リモートワーク中の悩みや課題を紹介
- リモートワーク中にできるリフレッシュ方法
リモートワーク中の悩み・課題 5選
悩みや課題について、個人的に感じていることや実際に見聞きしたことを紹介していきます。
課題については、リモート環境を導入する企業とそれらを利用する個人では内容が異なってきます。
個人に関する悩みは課題は以下のようなものがあげられます。
- オンオフ切り替えが難しい
- コミュニケーション不足になりがち
- 運送不足になりがち
- 仕事をする環境が整っていない
- 仕事がきちんと進んでいるか判断ができない
それぞれの課題について解説していきます。
オンオフの切り替えが難しい
朝起きてから夜寝るまで、家から一歩もでない日があります。
また、自宅での業務は非常に誘惑が多いです。さぼることも可能です。
会社は「仕事をする場所」ですが、本来自宅は「やすらぐ場所」であるため、オンオフをしっかり切り替えてセルフマネジメントをすることが重要です。
さぼることとは反対に、キリがいいところで仕事を終えるタイミングを逃したり他の人も仕事をしているからという理由で、業務時間が過ぎても仕事を続けてしまうという悩みも多いです。
コミュニケーション不足になりがち
オフィスでは気軽に上司や同僚・部下と会話ができましたが、リモートワークでのコミュニケーションは電話やWeb会議、チャットになります。
電話では表情が伝わらず、チャットでは会話と比較してリアルタイムにコミュニケーションが取りづらくなります。
そのため、会社ですぐに対面で会話できていた時よりもコミュニケーションに時間と手間がかかります。
「後で返信しよう」という気持ちで連絡がおろそかになることや、気軽に雑談することも難しくなります。
対面で会話できる機会が極端に減るため、コミュニケーション不足を感じやすいことが悩みになりますが、どのような工夫をしたら気軽にコミュニケーションを取れる場(機会)を設けることができるかは、企業側の課題でもあります。
運動不足になりがち
リモートワークでは、基本的にパソコンの前だけで仕事が完結してしまいます。オフィス勤務であれば会社への移動や会議室への移動など歩く機会は必ずありました。
運動不足を解消するには、意識的に運動を生活に取り入れる必要があります。
おすすめは散歩です。運動不足の解消とリフレッシュ、頭の整理などを気軽に取り入れることができます。
仕事をする環境が整っていない
リモートワークをするには仕事をする環境が必要になります。
仕事をするスペースやインターネット回線が必要になります。
また、小さなお子さんがいることやペットを飼っている場合は、Web会議をする時に影響を与えないよう注意することが必要になります。(特に音や声)
仕事が進んでいるか判断できない
コミュニケーション不足とつながる部分も多いですが、上司やマネージャーの立場からすると部下がどの仕事でなにに悩んでいるのか把握しづらくなる部分があります。
また、コミュニケーションの取りづらさから、仕事の進捗を周囲へすぐに報告しない傾向が強くなります。
結果、正しい方向性で仕事を進められているか、「部下」も「上司」も不安に感じることが多くなります。
リフレッシュ方法 10選
おすすめのリフレッシュ方法を紹介していきます。
ここで紹介する以外にも方法はあると思いますが、「個人で」「気軽に」「習慣化できること」が大切です。
散歩・日光を浴びる
正しい姿勢でおこなう散歩は全身の筋肉を使うことにもなり、運動不足が解消されます。また運動によって体温が上昇することで、免疫細胞の活性化(=免疫力上昇効果)も期待できます。
散歩だけに限らないですが、日光を浴びることで幸せホルモン(セロトニン)が分泌され、ストレス解消効果や集中力を高めることができます。
また、ビタミンDが体内で生成され、うつ予防や免疫力の増強、がん予防など様々な効果が期待できます。
仕事の前後やお昼時など散歩ができる時間は限られますが、散歩には多くのメリットがあるため、運動不足を感じている方は早速今日から散歩を生活に取り入れていきましょう。
ストレッチや筋トレで体を動かす
リモートワークの場合は出社する機会が減るため、通勤時や会社内で歩くことが無くなり運動不足になりがちです。
また、同じ姿勢で黙々と集中していると腰や筋肉に負担がかかり、肩コリや腰痛の原因にもなります。
少し体が疲れてきたと感じたら、
- ストレッチで筋肉を伸ばす
- 筋トレで適度に筋肉を動かす
を実践していきましょう。血流が良くなり、体だけでなく気持ちもリフレッシュすることができます。
小まめに行い、習慣化していきましょう。
音楽を聴く・歌う
音楽があると集中できない人を除いて、音楽は気持ちをリフレッシュさせることができます。
ゆるやかな曲調だとストレスを軽減し、リズミカルな曲調であれば集中力を強化したりやる気を向上させる効果が期待できます。
また、歌うことも効果的です。
音楽を聴きながら歌うことで、幸せホルモン(オキシトシン)が分泌されます。
換気する
部屋の空気を入れ替えることで気分もリフレッシュされます。
古い空気を放出し新鮮な空気を吸うことはリフレッシュ効果があるだけでなく、ウイルスの繁殖を防ぐ効果も期待できます。
コーヒーやお茶を淹れる
仕事に行き詰ったときはパソコンから離れて脳を休ませることも必要です。
コーヒーやお茶を淹れるということは、キッチンでお湯を沸かす行動が必要になるため、少しでも脳を休ませる機会をつくることができます。
また、コーヒーや紅茶に含まれるカテキンは集中力をあげる効果も期待できます。
アロマの香りを嗅ぐ
アロマの香り成分によってさまざまな効果が得られます。
集中力を高めたいときはユーカリ、気持ちを明るくしたいときはベルガモットなどを選ぶと効果的です。
自分に合うアロマを選ぶことも楽しみになるため、香りでリフレッシュしたいという人におすすめです。
同時に加湿も可能なアロマディフューザーや、気軽に使用できるアロマストーンなどを使用して、お気に入りのアロマで気分を変えていきましょう。
仮眠・瞑想する
仮眠と瞑想は全く別物ではありますが、どちらも脳をリフレッシュさせることができます。
米GoogleやYahoo!でも本社に仮眠スペースを設けているようです。
気軽に生産性を向上させる効果が期待できますが、どちらも実施する場合はタイマーなどを使用して時間管理には気を付けましょう。
家事(部屋の片づけ、料理、簡単な掃除など)
仕事とは違うことを行うことで、気分転換になります。整理整頓や片づけがをすると体を動かせるだけでなく、整理整頓された環境は心に落ち着きをもたらします。
散らかった部屋では落ち着いて仕事をすることは難しいです。
目を温める
眼精疲労の軽減やドライアイの改善、自律神経調整作用など、目を温めることで得られる効果はたくさんあります。
特に自律神経調整作用(=副交感神が優位)では全身をリラックスさせる効果があります。
目を温めるのは濡れたタオルを電子レンジで温めた「蒸しタオル」や、繰り返し使用可能な「あずきのちから」、「めぐリズム」など市販のアイマスクなどで可能です。
場所を変える
静かな部屋や音楽よりも、会社にいるときのような「雑音」がある環境だと集中できる場合もあります。
Web会議などがない時限定ではありますが、カフェなどで仕事をすることで気持ちを切り替え、仕事に集中することができます。
いつものデスクではなく、ベランダや冷蔵庫の上にノートパソコンを置いて仕事をするだけでも気分転換になります。
この記事のまとめ
リモートワークの合間にできるリフレッシュ方法について、悩み・課題について5選とおすすめのリフレッシュ方法10選を紹介しました。
リモートワーク(テレワーク・在宅勤務)は便利ではありますが、慣れていたこれまでの仕事方法と異なる部分も多いため悩みや課題が尽きません。
今回紹介した10選を参考にして、仕事に行き詰まったときやモチベーションをあげるためのリフレッシュ方法を用意していきましょう。
- オンオフの切り替えが難しい
- コミュニケーション不足になりがち
- 運動不足になりがち
- 仕事をする環境が整っていない
- 仕事がきちんと進んでいるのか判断できない
- 散歩・日光を浴びる
- ストレッチや筋トレで体を動かす
- 音楽を聴く・歌う
- 換気する
- コーヒーやお茶を淹れる
- アロマの香りを嗅ぐ
- 仮眠・瞑想する
- 家事(部屋の片づけ、料理、簡単な掃除など)
- 目を温める
- 場所を変える