【ロジクール MX ANYWHERE 3 for Mac レビュー】Windows版との違いを比較しながら解説|選び方もあわせて紹介

ロジクール MX ANYWHERE 3 for Macは名前の通りMac製品での利用を想定してデザインされています。ただ、Bluetoothは近距離無線通信規格の1つであり、共通技術なのでWindows製品でも問題なく接続することができます。

この記事では、ロジクール MX ANYWHERE 3 for Macと通常版(Windows版)の違いを比較しながら紹介しています。是非マウス選びの参考にしてください。

本記事に掲載している画像は全てMX ANYWHERE 3 for Macです。

目次

MX ANYWHERE 3 for Mac / 通常版との違い

MX ANYWHERE 3とMX ANYWHERE 3 for Macを比較表にまとめてみましたが、違いとしては「カラー」「付属品」のみ。

スクロールできます

MX ANYWHERE 3 MX1700PG

MX ANYWHERE 3 for Mac MX1700M
カラーペイルグレー(MX1700PG)
グラファイト(MX1700GR)
ローズ(MX1700RO)
ペイルグレー(MX1700M)
寸法(縦 , 横 , 高さ) / 重量10.05cm , 6.5m , 3.44cm / 99g同左
センサーDarkfield (200~4000dpi)同左
接続方法Unifying-USB
Bluetooth
Bluetooth
ボタン6つ
左/右クリック、戻る/進む
ホイール モードシフト、ミドルクリック)
同左
MagSpeed電磁気スクロールあり
自動切替機能付き
同左
水平スクロールホイールあり
サイドボタンを推しながらホイール操作
同左
電池 / 電池寿命充電式Li-Poバッテリー(500mAh)
1回のフル充電で最大70日使用可能
1分間の急速充電で3時間使用可能
同左
充電端子USB-C同左
付属品USB-C – USB-A ケーブル
Unifyingレシーバー
USB-C – USB – C ケーブル
対応OSWindows 10 以降
macOS 10.15 以降
iPadOS 13.4 以降
Chrome OS
Linux
同左
保証期間2年間無償保証同左
製品の比較

違い①:カラーラインナップ

MX ANYWHERE 3 for Macのカラーはペイルグレーの1色のみですが、通常版であればペイルグレー、グラファイト、ローズの3色が展開されています。

ペイルグレーで比較しても大きな違いはありません。グラファイトやローズの色が欲しいというかたは通常版をおすすめします。

違い②:付属品

MX ANYWHERE 3 for Macの付属品はUSB C-Cケーブルのみですが、通常盤であればUSB C-AのケーブルとUnifyingレシーバーが付属しています。

充電端子はUSB-Cなので付属品の充電ケーブルを使わずとも他のケーブルで代用できます。Unifyingレシーバーは接続の安定性が少し高くなるため、Bluetoothではなくレシーバーで接続したいという方は通常版をおすすめします。

ただ、MX ANYWHERE 3 for MacでもUnifyingレシーバーとペアリングすることは可能です。(レシーバーは別で用意する必要があります。)

MX ANYWHERE 3 for Mac / 通常版の機能

MX ANYWHERE 3 の特徴
  • MagSpeed電磁気スクロール
  • ガラス面でもトラッキング可能
  • 優れたデザインと操作性
  • マルデバイス・マルチOS対応

MagSpeed電磁気スクロール

MagSpeed電磁気スクロールはロジクールが新たに開発したスクロールホイール技術です。

高速スクロールが可能ながら精密なスクロールも可能であり、それでいて動作も静かでストレスなく使用することができます。

MagSpeed電磁気スクロールは、1ピクセル上で停止できるほど精確で、1秒に1,000行スクロールできるほど高速。また、非常に静か。 
ホイールの機械加工されたスチールは、ノイズなしに、優れた触知性と、動的な慣性の感触を提供します。

引用:ロジクール

ガラス面でもトラッキング可能

ガラス面を含めて、どのどこでもトラッキングすることができます。デスクだけでなく、ソファの上や太ももの上でも操作でき、外出先のカフェでもマウスパッド無しで使用可能。

ガラス面で使用する場合、ガラスの厚みは最低4mm必要です。

優れたデザインと操作性

MX Anywhere 3はデザインが良く、所有欲を満たしてくれます。機械加工スチール製スクロールホイールに加え、つかみやすく操作性が落ないシリコーンサイドグリップを採用しています。

マルデバイス・マルチOS対応

最大3台のデバイスを登録することができ、背面のボタンを押して接続先のデバイスを簡単に切り替えることができます。また、Windows、macOS、iPadOS、Chrome OS 、Linuxで利用することができます。

Flowにも対応

Flow対応のMX Anywhere 3を使ってカーソルを画面の端まで移動させるだけで、複数のパソコンをシームレスにコントロール。MX Anywhere 3は、WindowsとmacOSオペレーティングシステム間でも流れるように移動します。

パソコン間でテキスト、画像、およびファイルを簡単に転送 – 1台でコピーして、もう1台で貼り付けるだけ。

引用:ロジクール公式

MX ANYWHERE 3 for Mac / 通常版の選び方

比較結果としてはカラーと付属品のみです。通常版の方がUnifyingレシーバーが付属している分お得でカラー展開も豊富です。

Mac版にしかない機能は無く、USB C-Cケーブルも付属品としては魅力はありません。機能に差はないためどちらを選んでも良いのですが、レシーバーが付属していて汎用性の高い通常版の方がおすすめです。

公式サイトでの販売価格(12,320円)も同じです。

MX ANYWHERE 3 MX ANYWHERE 3 for Mac
グラファイト、ローズカラーを選びたい
Unifyingレシーバーで接続したい
Windows/Macで利用可能
Bluetooth接続のみで使用する
USB C-Cケーブルが手元に無い
Windows/Macで利用可能

MX ANYWHERE 3 for Mac レビューまとめ

MX ANYWHERE 3 for Macのレビューと通常盤との比較を行いました。

マウス自体は優れたデザイン性と機能性があるため非常におすすめです。どちらかを選ぶ場合、基本的には通常盤をおすすめします。

スクロールやサイドボタンは非常に静かですが、右/左クリックは押した時にカチッと音がなり静音性はまったくありません。静音マウスを探している方は同じメーカーであるロジクールのSignature M750がおすすめです。

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