この記事では、Jabraのスピーカーフォンに関する疑問を解説していきます。
購入を考えている方・購入済の方の疑問を解決できれば幸いです。
- Jabra スピーカーフォンシリーズのよくある疑問を解説
Jabra スピーカーフォンシリーズについて、モデル毎の解説は以下を参考にしてください。
Jabra Speak 通話と音楽再生の音質の違い
通話品質と音楽再生時の品質について解説していきます。
通話と音楽再生は同じ「音」であっても関係する技術は異なるため、通話品質が良い=音楽再生の品質が良くなるわけではありません。
通話品質では「HD音声」、音楽再生では「Hi-Fi(ハイファイ)」の用語が関係してきます。
Jabra Speak は全て機器がHD音声対応
HD音声は高品位音声とも呼ばれ、原音により近い音を再生させることができます。
機械的に加工された音ではなく、「明瞭」「クリア」「自然に聞こえる音質」などと表現されます。
Jabra SpeakシリーズはすべてのモデルでHD音声に対応しています。
会議利用目的だけであれば、エントリーモデルであるJabra Speak 410、中位モデルであるJabra Speak 510でも十分に満足できる性能を持っています。
Jabra Speak は上位機器のみHi-Fi対応
Hi-Fi(ハイファイ/high fidelity)は、高忠実度と訳されます。
もともとの音を雑音などで損なうことなく、忠実に再生できることがハイファイの基本条件になります。
Hi-Fiに対応しているのは上位機器であるJabra Speak 710、Jabra Speak 750、Jabra Speak 810になります。
また、Jabraでは音楽を聴く場合はHi-Fiに加えてステレオ再生を推奨しています。
音楽再生で可能な限り最高の音質を得るため、Jabra 製品には Hi-Fi ステレオでの音楽と動画のストリーミングをサポートするスピーカーが 2 台必要です。スピーカーを 2 台持つ現在のすべての Jabra Bluetooth 製品はステレオサウンドをサポートします。
Jabra公式
とはいえ、一台でも十分に満足できる音質になります。
Jabra Link Bluetoothアダプターを使用する利点
Jabra Link Bluetoothアダプターを使用することで、Bluetooth接続が強化されます。
具体的に強化される点は以下の2つです。
- 音質の向上
- ワイヤレス動作範囲を30mまで延長
Jabra Link Bluetoothアダプターを単体で購入すると1万円弱の価格と高価ですが、Jabra Speak 710、Jabra Speak 750であれば付属品として同梱されてきます。
利点その1:音質の向上
Jabra Link Bluetoothアダプターは端末上、「サウンドカード」として認識されます。
通常のBluetooth接続では「ヘッドセット」として認識されます。
一般的にサウンドカードの方が音質が良く、ノイズが少ないクリアな音と言われることが多いです。これは端末で発生するさまざまな電気信号の影響を受けにくくなるためです。
サウンドカードは、パソコンやスマートフォン、ゲーム機などの音声の入出力機能を付加または強化する拡張用の回路基板のことです。
利点その2:ワイヤレス動作範囲を30mまで延長
Jabra Link Bluetoothアダプターを使用しなくても、端末とBluetooth接続することは可能です。
ただし、その場合の性能は通常2〜5mの範囲になります。
自宅で使用する場合は2〜5mでも十分ですが、端末に内蔵されたBluetoothでの接続ではなくなるため、より安定した通信とすることができます。
Jabra Speak のデジタル信号処理(DSP)を解説
DSPはデジタル・シグナル・プロセッサの略になります。
Jabra Speak シリーズはDSPにより人の声の音質を強調し、ノイズを低減させています。
また、音質は「Jabra Speak を利用している人」と「通話相手」の両方で向上されます。
Jabra Speak シリーズの疑問と解説まとめ
Jabra Speak シリーズのよくある以下の質問について解説しました。
- Jabra Speak 通話と音楽再生の音質の違い
- Jabra Link Bluetoothアダプターを使用する利点
- Jabra Speak のデジタル信号処理(DSP)を解説
Jabra Speakは全モデルHD音声対応であるため、通話品質が非常に良いです。音楽再生も楽しみたいという場合は、上位機器であるJabra Speak 710、Jabra Speak 750をおすすめします。
Jabra Link Bluetoothアダプターを使用する利点として、「音質の向上」「Bluetooth接続範囲を30mまで延長」することができます。
その他の疑問と解説についてはこちらの記事にもまとめているため、参考にしてください。