この記事ではJabra製のSpeak 510について解説していきます。
- Web会議やビデオ会議で使用できるスピーカーフォンを探している
- リモートワークで使える比較的音質が良いスピーカーフォンを探している
Jabra Speak 510はスピーカーフォンの中でも音質が良く、マイク(集音)性能も比較的満足のいく仕上がりとなっています。仕事で活用できるスピーカーフォンを探している人には特におすすめすることができます。
Jabra Speak 510の付属品
本体の他に専用のケースが付属しています。
ワイヤレス対応のため「有線」「無線」どちらでも端末と接続することができますが、Bluetoothドングルは付属していません。
- 説明書
- Jabra Speak 510 本体
- 専用ケース
Jabra Speak 510の特徴を解説
外観や基本スペックの紹介をしていきます。
外観は画像で紹介していきますが、シンプルなデザインとなっています。
Jabra Speak 510の外観
正面・横・裏面を画像で紹介していきます。
正面の画像です。ボタン部分はタッチパネルになっていて、触れるとボタンが点灯して浮かび上がります。
正面の光沢ある黒い部分をタッチして操作します。音量の調整・ミュート操作・バッテリー残量の確認を簡単に行うことができます。
横の画像です。利用する場合は寝かせて使用することになります。USBケーブルは横の溝に巻き付けて収納することができます。
背面の画像です。パッドがついているため、机の裏を滑ることはありません。
ケーブルを巻き付けていない状態です。
Jabra Speak 510の基本スペック
サイズはコンパクトです。
バッテリーでの稼働時間は15時間と長く、半日以上充電することができない環境でも利用することができます。(充電はUSBケーブルを接続したパソコンから可能です。)
▼Jabra Speak 510の基本スペック
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
寸法 | 直径120mm、高さ33mm | – |
重さ | 195.4g | – |
充電時間 | 最大120分 | – |
バッテリー駆動時間 | 最大15時間 | – |
接続性 | USB-A、Blutetooth、ドングル(アダプター) | ドングルは別売り |
ワイヤレス動作範囲 | 最大30m | – |
デバイス接続数 | 最大2台 | PC、スマホ同時接続など |
最大利用人数 | 同じ空間で最大4人の会議に最適 | 1機器の同時利用人数 |
通話状態です。電源・通話応答・通話終了・Bluetooth・バッテリー部分が点灯します。
ミュート状態です。マイク表示をタップするだけでミュートの ON / OFF を切り替えることができます。
音量の+ーを押すと現在の音量を確認・調整することができます。
バッテリー表示をタップすると残りのバッテリー残量を確認することができます。
下の画像では残量10%程になります。
Jabra Speak 510のオーディオスペック
Jabra Speak 510のオーディオに関する特徴は以下になります。
- 無指向性マイク
- エコーキャンセラー
- デジタル信号処理(DSP)技術
- ワイドバンドオーディオ/HD音声
それぞの特徴を以下にまとめました。
スピーカーフォンとしての機能は比較的網羅しています。
無指向性マイク
360°利用者の声を全角度から集音し相手に届けます。
エコーキャンセラー
360 度/1 メートルの対応範囲の内蔵のエコーキャンセラー
デジタル信号処理(DSP)技術
エコー/ノイズキャンセリング。最大音量レベルでもエコーの発生や音のゆがみを抑えたクリアなサウンドにします。
ワイドバンドオーディオ/HD音声
音声を高音質に出力します。
Jabra Speak 510のメリット・良いところ
Jabra Speak 510を購入・使用している中でのメリット・良いところは6つあります。
- シンプルなデザイン
- 音声がクリアに相手に伝わる
- 小型で場所を移動させやすい
- タッチ操作で音量やミュートが可能
- Bluetooth接続が可能
- バッテリー内臓で使う場所を選ばない
テレワークや在宅ワークでWeb会議をするのに便利です。ポイントは「コンパクト」かつ「クリアな音質が相手に伝わる」ことであり、タッチ操作による「操作」が可能なところです。
2台同時接続については使用するOSに依存しません。例えば、以下のような種類の組み合わせで問題なく利用することができています。
- iPhone+Androidスマートフォン
- iPhone+Windowsパソコン
- iPhone+MacOSパソコン
- Androidスマートフォン+Windowsパソコン
- Androidスマートフォン+MacOSパソコン
- Windowsパソコン+MacOSパソコン
※片方の端末で音声再生中にもう一方の端末で音楽を再生しても出力されません。
Jabra Speak 510のデメリット・イマイチなところ
- エコーキャンセルの範囲が1mと狭い
- 音質が高い訳ではない
- 寝かせて使用するしかできない
エコーキャンセル機能は生活音や自分の声以外を低減する技術となりスピーカーフォンには必須の機能ですが、範囲は1mと短いのが残念なポイントです。
また、音質があまり高くはありません。Web会議で利用するには十分ですが、日常生活で音楽や映画を見るにはあまり適していません。
値段に合う性能を備えていることは確かですが、あくまで利用するのは仕事の範囲になりそうです。
Jabra Speak 510の口コミ
購入者による口コミを紹介しています。
内容を略したり、少し表現は変えていますが、世界的に評価が高い製品になります。
- 音量を上げてもハウリングすることなく、PC内臓のスピーカーよりも音質が良い
- 集音性能は十分
- 音質・音量は適切で使い方もシンプル
- スピーカーとしての品質は可もなく不可もなく
- 雑音があると相手に声が伝わりにくくなる
- 会議室で使うと周囲の雑音がキャンセルされない
音質・マイク性能は満足できるレベルだというレビューがほとんどです。
ただし、やはりエコーキャンセルの範囲が狭いことによる声の聞き取りづらさを感じている人はいるようです。
Jabra Speak 510のレビューまとめ
音質・マイク性能が良くコンパクトなJaba Speak 510であれば、快適なリモートワーク・テレワーク環境を実現することができます。
集音範囲が広く最低限のエコーキャンセラーも備えているため、パソコンに標準搭載のスピーカー・マイクには戻れなくなります。イヤホンのように長時間使用することで耳が痛くならないこともポイントです。
Jabra Speak 510の上位機器であるJabra Speak 710、Jabra Speak 750についてのレビューは以下記事を参考にしてください。テレワーク・リモートワークだけでなく普段から聞くパソコンの音も重要視したい場合はこちらを選択するのをおすすめします。