この記事ではJabra製のSpeak 410について解説していきます。
- Web会議やビデオ会議で使用できるスピーカーフォンを探している
Jabra Speak 410はJabraのスピーカーフォンの中では入門機になりますが、他のメーカーのスピーカーフォンよりも値段は高めに設定されています。
普段から使用するスピーカーとしては性能が物足りない性能ではありますが、仕事利用のみで考えている場合はおすすめすることができます。
Jabra Speak 410の付属品
本体の他に専用のケースが付属しています。
ワイヤレスには対応していないため、Bluetoothアダプターは付属していませんが、持ち運びに便利な専用ケースが付属しているところはポイントが高いです。
- 説明書
- Jabra Speak 710 本体
- 専用ケース
Jabra Speak 410の特徴を解説
外観や基本スペックの紹介をしていきます。
外観は画像で紹介していきますが、黒一色のシンプルなデザインとなっています。
Jabra Speak 410の外観
正面・横・裏面を画像で紹介していきます。
正面の画像です。ボタン部分はタッチパネルになっていて、触れるとボタンが点灯して浮かび上がります。
正面の光沢ある黒い部分をタッチして操作します。音量の調整・ミュート操作・バッテリー残量の確認を簡単に行うことができます。
横の画像です。利用する場合は寝かせて使用することになります。USBケーブルは横の溝に巻き付けて収納することができます。
背面の画像です。パッドがついているため、机の裏を滑ることはありません。
Jabra Speak 410の基本スペック
サイズはコンパクトです。
バッテリーは内臓していないため、利用する場合はUSBケーブルを接続しながらになります。
▼Jabra Speak 410の基本スペック
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
項目 | 内容 | 備考 |
寸法 | 直径120mm、高さ33mm | – |
重さ | 180.3g | – |
充電時間 | – | – |
バッテリー駆動時間 | – | – |
接続性 | USB-A | – |
ワイヤレス動作範囲 | – | – |
デバイス接続数 | 1台 | PCのみ |
最大利用人数 | 同じ空間で最大4人の会議に最適 | 1機器の同時利用人数 |
Jabra Speak 410のオーディオスペック
Jabra Speak 410のオーディオに関する特徴は以下になります。
- 無指向性マイク
- エコーキャンセラー
- デジタル信号処理(DSP)技術
- ワイドバンドオーディオ/HD音声
それぞの特徴を以下にまとめました。
スピーカーフォンとしての機能は比較的網羅しています。
無指向性マイク
360°利用者の声を全角度から集音し相手に届けます。
エコーキャンセラー
360 度/1 メートルの対応範囲の内蔵のエコーキャンセラー
デジタル信号処理(DSP)技術
エコー/ノイズキャンセリング。最大音量レベルでもエコーの発生や音のゆがみを抑えたクリアなサウンドにします。
ワイドバンドオーディオ/HD音声
音声を高音質に出力します。
Jabra Speak 410のメリット・良いところ
Jabra Speak 410のメリット・良いところは4つあります。
- シンプルなデザイン
- 音声がクリアに相手に伝わる
- 小型で場所を移動させやすい
- タッチ操作で音量やミュートが可能
テレワークや在宅ワークでWeb会議をするのに便利です。ポイントは「コンパクト」かつ「クリアな音質が相手に伝わる」ことであり、タッチ操作による「操作」が可能なところです。
Jabra Speak 410のデメリット・イマイチなところ
- エコーキャンセルの範囲が1mと狭い
- 音質が高い訳ではない
- 寝かせて使用するしかできない
- ワイヤレス接続できない
- バッテリーで動作できない
エコーキャンセル機能は生活音や自分の声以外を低減する技術となりスピーカーフォンには必須の機能ですが、範囲は1mと短いのが残念なポイントです。
また、音質があまり高くはありません。Web会議で利用するには十分ですが、日常生活で音楽や映画を見るにはあまり適していません。
値段に合う性能を備えていることは確かですが、あくまで利用するのは仕事の範囲になりそうです。
ワイヤレス接続ができずバッテリーも内蔵していないため、使い勝手は少し悪くなります。
Jabra Speak 410の口コミ
購入者による口コミを紹介しています。
内容を略したり、少し表現は変えていますが、世界的に評価が高い製品になります。
- 音質(音割れ)、ノイズキャンセリング、操作性など総合してやはりこれがおすすめ
- 相手のリモート環境が少々悪くてもストレスにならないことも重要ポイント
- 自宅やビジネスホテルの部屋からWeb会議に参加する際には必要十分
- 音は良いがBluetooth接続できないのが残念
- タイピング音や生活音が相手に伝わりやすい
他の同価格のスピーカーフォンや10,000円程のスピーカーフォンと比較しても音質・マイク性能は満足できるレベルだというレビューがほとんどです。
ただし、やはりエコーキャンセルの範囲が狭いことによる声の聞き取りづらさを感じている人はいるようです。
Jabra Speak 410のレビューまとめ
音質・マイク性能が良くコンパクトなJaba Speak 410であれば、快適なリモートワーク・テレワーク環境を実現することができます。
集音範囲が広く最低限のエコーキャンセラーも備えているため、パソコンに標準搭載のスピーカー・マイクには戻れなくなります。イヤホンのように長時間使用することで耳が痛くならないこともポイントです。
Jabraとしてはエントリーモデルになりますがスピーカーフォンとしては仕上がっています。
Jabra Speak 410の上位機器であるJabra Speak 510、Jabra Speak 710、Jabra Speak 750についてのレビューは以下記事を参考にしてください。
全てワイヤレス接続ができ、バッテリーで動作するため使い勝手は抜群に良くなります。